「流石だね、『スザク』」
「『スザク』もね。でも、私達は当然として、あの銀髪の男…」
「あぁ、なかなかだ。的から絶対に外さないし、手慣れてる。線は細いけどしっかりした体つきだし、鍛えてるね」
「…行こう、『スザク』。これが終わったら、あの男と話したい」
「同感。まずはシュナイゼル達のところに戻ろうか」



「や~さっすがプーちゃん。様になってるねぇ」
「恰好を中世に戻したら、狩りしてるように見えるなぁ…。日本?目が怖いで」
「…はっ!す、すみません。まさかこのようなものを見られるとは思ってもいなくて…」
「世界会議、日本で正解やったなぁ。プーちゃんが引き受けるとはおもっとらんかったけど、楽しそうや」
「ね~。今度、上司に頼んで狩りに行ってみる?プーちゃんとお前で落としてよ。お兄さん腕奮うから」
「お、えぇなー」



「いっや~。俺をもってしてもお前の事件遭遇体質は相殺できないのか。盗難とかならまだしも殺人事件って…お前どんだけ事件に愛されてんの?」
「謎は好きだけど好きで愛されてるわけじゃねぇよ」
「……ま、そういうことにしといてやろう。で?このあたりに知り合いはいるのか」
「まぁ…な。とりあえず、流鏑馬の出場者全員に話を聞こう」
「りょーかい。ま、優作さんとか仕事で慣れてるし、俺が矢面に立ちますか」



「殺された出場者?私達は知らないわよ。初対面だし、出場者の控室や待機中にちょっと話しただけ」
「俺も右に同じ」
「お二人は…同姓同名ですけど…」
「親類なの。同日同時刻に生まれたからって、親が揃いも揃ってこの名前」
「男女の差はあるけどな」
「そうですか…ありがとうございます。あ、後できた警察にも同じようなこと聞かれると思いますけど…」
「ちゃんと答えるよ。君達は、警察関係者じゃないみたいだけど…『探偵』ってやつ?」
「えぇ、まぁ…そんなものです」
「そう…。なら、彼らの話は聞いた?私達と得点のトップを競ってた銀髪の外国人。それと、彼らの周りにいる人達」
「いえ、まだですよ。彼らが何か?」
「特には。ただ、あんなに綺麗に打てる人は久しぶりに見たから、話したいと思っていたの」



流石にまず菊に話しかけるコナン。
「あの、ごめんなさい。さっき起きた殺人事件について聞きたいことがあるんだけど…」
「え?あぁ…ギルベルトさん。貴方のアリバイを聞きたいそうですよ」(独語)

で。

「ん~?おぉ、あん時か?仕事の電話が来てて話してたぜ~?」(日本語)



(日本語喋れたのか…?!)




っていうのが、書きたい。殺人事件とか、そっち方面の心理戦は書くの苦手だけど。
そして、どうやら自分は某笑顔動画風に言うと絶滅危惧種なギルベルトが好きらしい。夢見まくってますなぁ…。や、『スザク』の在り方にも相当夢を見て書いてる自覚はありますけど…。

そして思った。この夢の中の殿下ったら両手に花なんじゃないか…?

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