*admin
|
*entry
|
*file
|
*plugin
| 文字サイズ
▲
▽
幻想図書館、当直日誌
日常のあらゆる出来事を書いています。アニメの感想や、二次創作の小話も書いています。
2025 / 03
≪ 2025 / 02
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
2025 / 04 ≫
[PR]
2025/03/16 17:32:58
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
何気なくなんとなく
2008/03/13 14:46:44
私は英語が苦手です。
それはもう、英文一つを見ただけで投げ出したくなるほどに嫌いです。
・・・しかし、これからの国際社会を生き抜いていくのに英語は特に必須。
なので、とりあえず字幕版の洋画を借りてきました。現在見ています。
とりあえず、耳から慣らそう。耳から入っていこう。そう思って現在挑戦中。
ちなみに見ているのはMission:Impossibleです。来週中にはスリーまで見ます。
▼結婚なんて絶対しません!!②
そして時は五日ほど過ぎ、今から考えれば二日前。
ジノは突然皇帝に呼び出された。急な任務でも入ったのかと少し慌てながらジノは身仕度をする。
ジノの脳内では五日前の事がぐるぐると何度も連続再生されていた。あのオッドアイの少女の事が頭から離れないのである。
アリエスに人が住んでいると聞いた事はない。人じゃないのかとまで考えたが、カレンもしっかりとあの少女の事を認識していた。
まぁ、とにかくとりあえず、茫然と見開かれた二色の目と目を合わせた時の事が、頭からど~しても離れないのである。
ぼそっと詳しい事は言わずアーニャにそう話すと、近くにいたノネットが『そりゃあ恋。所謂一目惚れって奴だろう?』と言っていた。一応強硬な否定はしてきたが、よくわからない感情である。
「……お呼びでしょうか。皇帝陛下」
「もう五日……」
「皇帝やら宰相やらがこちらで手を打つって言ってくれたんだし、いいじゃない。大人しく待っとけば」
「う~~~……」
事の次第を報告して早五日。カレンと少女は事が収まるまで休暇、と言い渡されて、アリエスの離宮で事実上の軟禁…生活を過ごしていた。出るなと言われているのである。
「ジノが悪いわけでもないんだよ?好奇心に負けただけで…危険な任務を言い渡して戦場で暗殺しようとするんじゃないかって……考えるよ」
「そんなそこまで……」
いや。待て。相手はお互い一目惚れという奇跡から生まれた愛娘をそうは見えないけれども溺愛している、世界の三分の一を占める超大国ブリタニアの頂点に立つ皇帝シャルル・ジ・ブリタニアだ。ついでに第一皇子のオデュッセウスに加え、宰相として国を動かすシュナイゼル。軍事においては戦女神のコーネリアもいる。
…………そうかもしれない。
「まさか、皇宮内で色々やらかしてないよね。心配だなぁ…」
ジノはけっして悪い人ではない。柩木スザクとも友人のように接する事ができる気さくな人間だし、カレンにもよく声をかけてくれる。
だからこそ、今回の事態で彼がどうにかなるのは不憫でならないのだ。
「しょうがないわね…メリアスさんにでも頼んで」
その時、
「姫様っ!カレン様!」
噂をすればなんとやら。今頼み事をしようとしていた人物がいきなり息を切らせながら入ってきた。当然、二人は目を丸くした。ノックも事前連絡もなしに、この女性が部屋に飛び込んできたのは初めてだ。
「メリアス?」
「ひっ、姫様…!あの、あの…!」
「落ち着いてメリアスさん。何かあったの?」
深呼吸とお茶を促して、しばらく時を待つ。落ち着いたらしいメリアスは、少女の手をがっしりと掴んで目に涙を浮かべていた。
「メッ、メリアス!?」
「御婚約されるとはまことでございますか!?姫様!」
「……………はい?」
「先程皇帝陛下が私に…!このメリアス、アヤコ様に頼まれた身としましても、私自身の意思で姫様と共に参ります!陛下からも私ごときに直接…!」
「…………ちょっと、待って」
何だその話。
メリアスの言葉から大体は察したが、本人に何の連絡もないとは良い度胸である。
カレンもあらかた察したらしい。眉間にシワを寄せて呆れたようにため息をついている。
「…メリアス?」
「はい」
メリアスはゆらりと立ち上がった少女に、今は亡き少女の母を重ねた。これは怒っている。満面の笑みだが、間違いなく怒っている。
「父上様が私のお相手と言っていた方は、どなた?」
カレンはこれから被害者になる人間達を不憫に思った。昔の癖というか表向きの顔故か、少女はその…言葉の暴力以外にも、よく手を出す。しかも女とは思えないほど腕っぷしが強いから、普通の男では勝てない。
……ましてや、これから行くところにいるのは揃いも揃って基本、文系な奴ばかりだ。
「ジノ・ヴァインベルグ卿に御座いますっ…」
予想通りの言葉を頂いた少女は、おしとやかの欠片もない俊敏な走りで部屋を飛び出した。
「姫様!?」
「あ~ぁ…」
メリアスは驚いて、カレンはため息をついて少女――――――――――フレイヤ・ジル・ブリタニアを追う為に駆け出した。
PR
close△
この記事へのコメント
この記事へコメントする
お名前:
メールアドレス:(一般には公開されません)
URL:
タイトル:
絵文字:
コメント:
文字色:
Teal
LimeGreen
SeaGreen
FireBrick
Tomato
IndianRed
BurlyWood
SlateGray
DarkSlateBlue
LightPink
DeepPink
DarkOrange
Gold
DimGray
Silver
Black
パスワード:
コメントを管理者にだけ表示させる場合はこちらをチェック→
この記事へのトラックバック
この記事のトラックバックURL
≪ 前のページへ
|
ホーム
|
次のページへ ≫
カレンダー
カレンダー
02
2025/03
04
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
リンク
リンク
管理画面
雪庇
U-RPG
カテゴリー
カテゴリー
未選択 ( 5 )
日誌。 ( 94 )
書庫(geass) ( 53 )
書庫(other) ( 8 )
フリーエリア
フリーエリア
Amazon.co.jp ウィジェット
最新CM
最新CM
イイと思います。
[10/24 橋谷]
はじめまして
[06/17 tako]
次に書くのは…
[06/08 橋谷]
無題
[06/04 ねこ]
お疲れ様です
[06/04 紅丸]
最新記事
最新記事
お久しぶりです&更新停止のお知らせ。
(06/24)
・・・・・・・・・・・・
(02/26)
死んでました。
(02/16)
体調管理
(02/05)
しまった!!
(01/24)
最新TB
最新TB
プロフィール
プロフィール
HN:
房藤 空木
性別:
非公開
バーコード
バーコード
RSS
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
ブログ内検索
ブログ内検索
アーカイブ
アーカイブ
2015 年 06 月 ( 1 )
2010 年 02 月 ( 3 )
2010 年 01 月 ( 4 )
2009 年 12 月 ( 1 )
2009 年 11 月 ( 7 )
最古記事
最古記事
最初の一歩
(01/13)
久しぶりに。
(01/28)
やっと・・・
(01/31)
よし。
(02/01)
戦々恐々
(02/05)
カウンター
カウンター
コガネモチ
コガネモチ
忍者アドを貼るだけで簡単お小遣い稼ぎ
忍者アド
忍者アド
CopyRight 2009 幻想図書館、当直日誌 All rights reserved.
material by
あんずいろapricot×color
/
Verdant place みどりの素材屋さん♪
/Designed by
aithemath
/
忍者ブログ
[PR]